2022年11月28日
おはようございます!
姫路市西庄で税理士をやっている秀平和康(ひでひらかずやす)です。
今日は4月5月6月の残業は損?についてお話していきたいと思います。
4月に入り新入社員として社会人になると、自分で収入を得られるようになるため、生活に余裕が出ると考える方も多いかもしれません。
しかし、収入以外にも社会保険料や年金などの支払いが増えるため、学生時代の生活水準とあまり変わらない可能性があります。
また、4月に入ると「4月5月6月の残業は損」という言葉もよく耳にしますが、これについてご説明したいと思います。
給与からは税金や社会保険料が天引きされます。
なかでも、社会保険料は毎年4月5月6月の給与の平均額をもとに算出された標準報酬月額に保険料率かけた金額で決まります。
よって4月から6月に残業を行うことで、給与が上がると社会保険料上がるため、損をするということになります。
4月5月6月に残業をすると社会保険料が上がってしまうため、損をすることもあるかもしれませんが、デメリットばかりではないため、あまり無理しすぎないようにしましょう。