2022年11月28日
おはようございます!
姫路市西庄で税理士をやっている秀平和康(ひでひらかずやす)です。
今日は事業承継の種類についてお話していきたいと思います。
会社の経営を経営者から後継者へと引き継ぐことを意味する「事業承継」。
経営者にとって会社を継続させていくためには、必要不可欠となっています。
そこで今回は事業承継の種類について簡単にご説明したいと思います。
親族内承継(子息等に承継する)
相続などの観点からも、最も望ましいのが子息等の親族への事業承継です。
近年では後継者不足によって親族への承継は減っており、全体6割を切っています。
親族外承継(自社役員・社員に承継する)
親族への事業承継の次に候補として挙がるのが自社役員・社員への承継です。
しかし、これは主に資金の面で、かなり困難な選択肢となる場合が多いです。
M&A(第三者企業に承継する)
最後に残る選択肢は、M&Aによる第三者企業への事業承継です。
これは売り手側・買い手側の双方にとってメリットのある、近年では人気の事業承継となっています。
事業承継は「廃業」に比べて、日本経済に圧倒的な利益をもたらす引退方法となります。
早めに準備し、従業員や取引先に迷惑がかからないようにしましょう。